IR-CZS2T
IR-CZS2T
赤外線放射温度計 IR-CZS 単色形高温用
IR-CZシリーズは、本体にデジタル温度表示、測定値外部出力を装備した一体形で据置タイプの放射温度計です。
- 金属-炭素共晶定点からのトレースにより高温域での高精度を実現
- 単色形として500℃~の測定も可能
- 高温連続測定での安定性、低温域からの分解能を向上
形式 | IR-CZS |
測定温度範囲 | 450~3500℃ |
検出素子 | Si |
測定波長 | 0.9μm |
応答時間 | 3ms |
特長
特長
高温ワイドレンジ放射温度計
450℃~3500℃の測定範囲で大気の光路吸収の影響を抑え高精度に測定。光学系や回路基板を一新し長期安定性を実現。測定対象の表面状態の変化による温度指示への影響の少ない短波長温度計。
その他特長
- 高精度、長期安定性の実現
これまでの実績とノウハウを活かし光学系と回路設計を一新し低温から超高温まで安定した測定が可能です。
長期安定性は約3年にわたり評価を行い精度範囲内の温度指示を維持しています。 - 使用温度範囲:60℃(最高)
耐熱性電子部品の採用、対物レンズの耐熱性向上、周辺温度補正性能の向上により実現しました。
豊富なアクセサリとの組み合わせにより、より過酷な環境へ対応します。 - ビデオスコープオプションにより視定が容易 測定対象物の視定は、直視ファインダやレーザー投光で行いますが、ビデオスコープオプションにより照準をモニタ画像で確認できるため、視定しやすくなります。標準付属アプリにより測定値視認・データや映像の保存が可能です。
仕様
仕様
機種:高温用
形式:IR-CZS
検出素子:Si
測定波長:0.9μm
測定温度範囲:
450~2000℃(50)
600~3000℃(200,300)
700~3500℃(視野絞り10付200,300)
精度定格:
300℃未満:±3.0℃
300℃以上:測定値の1.0%
再現性:0.2℃以内
分解能:0.5℃
応答時間:3ms(50℃以上測定時)
測定径/測定距離:
可動焦点:
測定距離:0.5m~∞
測定径=測定距離/距離係数
距離係数:200,300
照準:直視ファインダまたはレーザ投光(オプション)
出力信号:4~20mA DC, アイソレート出力(負荷抵抗750Ω以下)
通信インターフェイス:RS-485
電源:24V DC
消費電力:最大 3.3VA
外形寸法:W177xH72xD62mm
質量:約0.8kg